Divine Wisdom
*ファティマノマ*
ファティマの本棚

「立ち上がれ 目覚めよ Arise Awake スワーミー・ヴィヴェーカナンダのメッセージ」

ファティマの本棚からご紹介する1冊目。
「立ち上がれ 目覚めよ Arise Awake
スワーミー・ヴィヴェーカナンダのメッセージ
Message of Swami Vivekananda」

こちらは、ただただ一人でも多くの人に読んでいただきたい、大切なメッセージの詰まった小冊子です。

まずは序文から、スワーミー・ヴィヴェーカナンダについて。

 スワーミー・ヴィヴェーカナンダ(1863-1902)は、インドで生まれ、カルカッタ大学を卒業し、シュリー・ラーマクリシュナと出会いました。シュリー・ラーマクリシュナは近代インドの神人で、スワーミー・ヴィヴェーカナンダの友人、哲学者、師となりました。後年、スワミージーは、家庭と家を捨て、出家僧となりましたが、それは最高の真理を悟り、生涯を人類への奉仕に捧げるためでした。

1893年、シカゴでの第1回 万国宗教会議において、宗教の調和を説いた演説により西洋で著名になりました。以来、西洋とインドでヴェーダーンタ哲学と普遍主義についての講演を行い、大勢の人を啓蒙しました。

(中略)

岡倉天心は、スワーミーの熱心な信者で客員美術学生であったジョセフィン・マックロードを通じて、スワーミー・ヴィヴェーカナンダの著書に出会いました。天心は後日、カルカッタ近くの新しいラーマクリシュナ僧院とミッション本部を訪れ、日本を再訪し(*1893年7月シカゴの宗教会議に行く途中で日本に約3週間滞在していた)、ヒンドゥー教についての講演をしてもらえるよう懇願しました。しかし、健康状態が悪化したため、スワーミーは再び日本の地を踏むことはできませんでした。

インドを訪れた岡倉天心とヴィヴェーカナンダは意気投合し、共にブッダガヤを旅するなど親交を深めたそうです。また、明治天皇もヴィヴェーカナンダに日本に来訪を要請したとも伝えられています。日本に関するエピソードは「スワーミー・ヴィヴェーカーナンダと日本」(スワーミー・メダサーナンダ 著)に纏められています。
また、ウィキペディアにはさらに詳しい経歴が掲載されていますので、よろしければご覧ください。
ヴィヴェーカーナンダ(Wikipedia)

続いて本編より、いくつかのメッセージを引用させていただきます。

宇宙のいっさいの力は本来われわれのもの。われわれは目を自分の手でふさいで暗いといって泣いている。自分の周りに闇など存在しないことを知れ。料亭をひらけば、そこは元からある光が満ちている。闇は存在せず、弱さも存在しない。弱いといって泣くのは愚か者だ。清らかになれないといって泣くのは愚か者だ。

自分を信じない者は無神論者だ。古い宗教は神を信じない者を無神論者と呼ぶ。新しい宗教は自分を信じない者を無神論者という。

愛する者は生き、利己的な者は死ぬ。だから愛のために愛しなさい。それが、人生の唯一の鉄則なのだ。君たちが生きるために呼吸するのと同じように。これが無私の愛、無私の行為、その他の無私の付く言葉を実践する秘訣である。

すべての魂は潜在的には神聖である。目標は、内外の自然を制御して内なる神性を現すことである。このことを、働き、礼拝、心の統御、または哲学によってーーこれらの1つ、2つ以上、または全部によってーー為し、自由になれ。これが宗教の全部である。教義とか信条とか儀式とか書物、寺院等々は第二義的な瑣末事だ。

主は、生の中にも死の中にも、幸福の中にも不幸の中にも、平等に存在しておられる。全世界は主で満たされているのだ。目を開き、主を見よ。

たったひとつの真の義務は無執着であることと、自由な存在として働くこと。全ての働きを神に捧げることである。すべての義務は主のものだ。

自己中心主義を止めることが、結局は自分を一番幸せにすることになる。ただ問題は、人々にそれを実行するだけの根気がないことだ。

瞑想は重要だ。瞑想せよ! 瞑想は偉大だ。それは霊的生活ーー心が瞑想しているーーへの近道だ。それは、日常生活の中でわれわれが完全に物質でなくなる瞬間ーーあらゆる問題から解放されて、魂がそれ自身について考えている瞬間だーー魂の、この素晴らしい感触。

おそらく私には、肉体を脱出した方がよいーー着古した着物のようにそれを投げ捨てた方がよいーーと思う時が来るだろう。しかし私は、決して働くことはやめない! 世界が、それは神と一つのものである、ということを知るまで、私は到るところで人々を鼓舞し続けるであろう!

鋭く力強い愛に溢れる言葉の数々に、エンパワーメントされ魂が揺さぶられます。
どうぞ、じっくりと味わっていただき、さらにスワーミー・ヴィヴェーカナンダのメッセージに触れたい方はぜひ小冊子を手に取ってみてください。